釣った小鯖を【揚げない】おいしい食べ方|竜田揚げ

料理

堤防でアジ・イワシとともによく釣れるのがサバですが、

サイズの小さい小鯖は骨が固い、かつ味が淡泊、という理由で敬遠されがちです。

でも、その日釣れる魚が小鯖だけという日も当然あるわけで、せっかくなら持ち帰っておいしく頂きたいですよね!

一方で、「揚げる」料理に抵抗感がある方も少なくないのではないのでしょうか?

油を大量に使うと後処理も大変です。。

ということで、本日は釣った小鯖を「揚げずに」おいしく食べる方法をご紹介します。

料理は、「油少量でつくる竜田揚げ」

料理は「竜田揚げ」なんですが、使う油は少量で「揚げる」というより「焼く」イメージになります。

調理後はキッチンペーパーでフライパンをふき取るだけで油が取り除ける量なので、後処理がとても楽です。

さらに、竜田揚げは調味料で身に味を染み込ませるので、もともと淡泊な味に変化が出て、普通に揚げるよりおいしく頂けます。

僕の2歳と4歳の子供も喜んでパクパク食べてました。子供にもおすすめします。

それでは、具体的な調理方法をご紹介します。

作り方①小鯖の捌き方(下処理)

まずはサバ特有のヌメリを取ります。

釣った小鯖をボウルに入れて、塩を振りかけて軽く揉んで、洗い流します。

塩の量は魚の量によりますが、以下の魚でおおさじ1ぐらいです。

が、厳密に計ってやるほどのことでもないので、不安な方は多めに入れればOKです。

塩を振って洗い終わった小鯖

次に頭と内臓を取ります。ヒレは付いてても付いてなくても、どちらでもOKです。

頭と内臓を取ったあとの小鯖

次に三枚におろします。

アジなどは小さければそのまま調理したりしますが、サバは骨が固いので小鯖といえど三枚におろすことをお勧めします。食べやすさが全然違います。

まずは上の身から。

小鯖の上の身を切り離す

次に下の身。普通は裏返して上の身と同じように切り離しますが、魚が小さいので身が残りにくくなります。

そのため、裏返さずに中骨をすくうように包丁を入れます。

小鯖の下の身を切り離す

この時も、完璧に骨を取る必要はありません。

一番太い中骨さえ取れればOKです。他の骨は細いので食べるときも気になりません。

ざっくり中骨(と尻尾)だけとる、というイメージで処理します。こんな感じです。

三枚におろした小鯖

作り方②漬け込み→焼く

次に漬け込むための調味料ですが、

ボウルに、醤油:酒:みりん=1:1:1の割合で入れてください。(量は魚の身が全体的につかるぐらいです。)

さらにショウガのチューブを3~5㎝ぐらい出して混ぜます(今回の魚の量の場合)

こんな感じになります。

調味料に漬け込んだ小鯖

醤油は味付け目的ですが、酒・みりん・ショウガには臭いを消す効果があります。

この状態で最低30分ぐらいは置いておきましょう。

次に片栗粉をいれたビニール袋に、調味料ボウルから取り出した小鯖を投入します。

全ての切り身に片栗粉がまぶされるようシェイクしてください。

最後に、フライパンにサラダ油(もしくはオリーブオイル)を引いて、片栗粉をまぶした小鯖を焼きます。

小鯖を少量の油で焼き揚げていく

油付近で焼くことで、焼きながらも揚げたテイストに仕上がります。小さめのフライパンがあれば油も分散しにくいので焼きやすいですよ。

焼いているうちに片栗粉が油を吸っていくので、量が多い場合は少しずつ油を足していってください。

完成です。レモン汁と最高に合います。

いかがでしたでしょうか。

揚げずにおいしく小鯖をいただける竜田揚げの紹介でした。

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