釣り竿のオモリ負荷より重い仕掛け、軽い仕掛けを使うと、どうなる?|ロッド選びの基礎知識

釣り

✔ 竿のオモリ負荷より、仕掛けの重さがオーバーすると釣りはできるの?

✔ 竿のオモリ負荷より、仕掛けの重さがショートすると釣りはできるの?

✔ これから竿を選ぶとき、どんなオモリ負荷の竿が汎用性が高いの?

新しい釣り方に挑戦しようとするとき、もしくはこれから新しく竿を選ぼうとするとき、その竿の対応オモリ負荷で大丈夫かな?と思うことはないでしょうか。

そこで今回の記事では、オモリ負荷がオーバーするとどうなるか、もしくはオモリ負荷がショートするとどうなるか、を解説します。

竿のオモリ負荷よりもオーバーする場合

まずは、竿のオモリ負荷に対して仕掛けのオモリがオーバーする場合です。

具体例として、オモリ負荷10~30号の竿に、50号のオモリを付けるとどうなるかで考えます。

オモリ負荷10~30号の竿で50号の仕掛けを使う場合

この場合どうなるかというと、竿の反発力を失ってしまいます。

その状態は、思いっきり引っ張った輪ゴムに似ています

これ以上輪ゴムを伸ばす余地がない=これ以上竿がしなる余地がない、状態です。

オモリ負荷10~30号の竿で50号の仕掛けを使った時のイメージ

もちろん釣りができないわけではないのですが、魚が仕掛けをくわえたときに違和感が生まれやすいため、仕掛けが食い込む前に吐き出してしまう懸念があります。

竿のオモリ負荷よりもショートする場合

次は反対に、竿のオモリ負荷に対して仕掛けのオモリがショートする場合です。

具体例として、オモリ負荷50~100号の竿に、30号の仕掛けを付けるとどうなるかで考えます。

オモリ負荷50~100号の竿で30号の仕掛けを使う場合

この場合は、固くて分厚い輪ゴムを想像してみてください

釣りの多くは仕掛けを着底させる(仕掛けで底を取る)ことを基本としています。

竿が仕掛けに対して固いと、竿先の変化が捉えにくく仕掛けの着底が分かりにくい懸念があります。

オモリ負荷50~100号の竿で30号の仕掛けを使った時のイメージ

特に魚は着底したらすぐ巻き上げないと仕掛けということがバレてしまう(エサとして興味を示さない)ため、着底をしっかり感じ取ることは重要なポイントになります。

【結論】ベストなオモリ負荷とは

ということで、結論としては竿のオモリレンジ内に仕掛けが収まることが望ましいです。

もちろん多少竿のオモリレンジから仕掛けの重さがオーバー(ショート)しても釣りは可能ですが、ベストな状態でないことは認識しておきましょう。

もしこれから竿を選ぶにあたって、いろんなレンジのオモリに対応できる竿を探している方はこちらの記事も参考にしてみてください↓

タチウオテンヤおすすめ代用ロッド|青物・鯛・アジ・根魚までカバーする万能釣り竿
タチウオテンヤを代用ロッドでまかなえれば、「タチウオテンヤ以外の釣りも楽しめる」「竿の出費が抑えらえる」などのメリットがあります。そこでこの記事ではタチウオテンヤに代用できてかつ、できるだけ幅広い魚種(釣り方)をカバーするおすすめ兼用ロッドを紹介します。
タイトルとURLをコピーしました