イカメタルの代用ロッドはタイラバロッドが超おすすめな件|紅牙Xを使った実釣レポート

釣り
この記事では・・

✔ イカメタルに使える代用ロッドのオススメが知りたい

✔ これからイカメタルロッドを選ぶにあたり、せっかくなら他の釣りでも使える竿にしたい

タイラバロッドを持っているけど、イカメタルに使えるか詳しく知りたい

といった方へ向けた実釣レポートをお届けします。

まず結論:タイラバロッドが相性抜群です

イカメタルはタイラバロッドがとても相性が良いです。

イカメタルという釣りは、シーズンが夏場のみに限られることから、これから代用ロッド選ぶ方にとっては、タイラバロッドを選択することで年中大活躍する1本となるでしょう

数あるタイラバロッドの中から僕が使っている紅牙X 69MB-Sをもとに相性が良い理由を解説します。

アタリの感度もよく乗合船の中で一番多く釣り上げることもありますので自信をもってお勧めします。

紅牙X 69MB-Sでイカメタルを堪能できる

【紅牙X 69MB-Sのスペック】
全長:2.06m
仕舞:108㎝
オモリ負荷:30~120g
ラインPE:0.5~1.0号

理由① オモリ負荷が似ている

まず最初に挙げるポイントは、イカメタルとタイラバは仕掛けの重さが似ている、という点です。

正確にいうとイカメタル仕掛けはタイラバ仕掛けの重さのレンジ内に収まっているという形です。

【よく使う仕掛けの重さ】

イカメタル:56g~75g(15号~20号)

タイラバ:60g~120g ※海域によります

ちなみに、紅牙X 69MB-Sのオモリレンジは30g~120gなので、イカメタル仕掛けを扱うのにもベストレンジなオモリ負荷といえます。

表にするとこんな感じです。

イカメタル仕掛けとタイラバ仕掛けの重さレンジ

逆に一般的なイカメタルロッドは、オモリレンジが20g~90gの場合が多いため、タイラバ仕掛けの重たいレンジには対応しにくいと言えます。

理由② 竿の調子が似ている

2点目に挙げるポイントは、竿の調子が似ているという点です。

そもそも竿の調子とは・・

調子とは竿のしなる位置のことを指し、胴付近なら胴調子(乗せ調子)、先付近なら先調子(掛け調子)と呼びます。

竿調子の違い

胴調子(乗せ調子)・・魚にしっかり仕掛けを食わせて釣るスタイル
先調子(掛け調子)・・小さなアタリも積極的に掛けて釣るスタイル

そして、イカメタルもタイラバも「乗せ調子の釣り」「掛け調子の釣り」どちらのスタイルも存在することが、代用ロッドとしての相性が良い理由になります。

ちなみに、紅牙X 69MB-Sは「乗せと掛けの中間調子」というのが使用者の僕の感想です。

以下は、イカメタル20号(75g)をつけた状態になりますが、ちょうど竿が7:3あたりでしなっているイメージです。

紅牙X 69MB-Sでイカメタル20号をつけた様子

この絶妙なしなり方が僕はとても気に入っています。

それなりに竿がしなるのでイカが違和感なく仕掛けを食ってくれやすく、それなりに竿先が繊細なのでイカのアタリ感じ取りやすいです。

理由③ PEライン(釣り糸)が似ている

3点目に、使うPEラインの太さが似ているという点が挙げられます。

【よく使うPEライン太さ】

イカメタル:0.4号~1.0号

タイラバ:0.6号~1.2号

ちなみに、紅牙X 69MB-Sの対応PEラインは0.5~1.0号です。

僕は紅牙に0.6号のPEラインを巻いてイカメタルもタイラバも両方おこなってます

釣りが変わるたびにいちいちPEラインを巻き直さなくていいのは楽ですよね。

リーダーは必要なの?

リーダーについてですが、タイラバはリーダーが必要イカメタルはリーダー不要です。

タイラバは根ずれなどによるライン切れのリスクがあるためリーダーは巻いておいた方が良いです。

逆にイカメタルは根ずれリスクが低く、リーダー無しでも問題なく釣れています。

タイラバロッドでイカメタル釣り方コツ

イカメタルで紅牙X 69MB-Sを使って釣果を伸ばすうえで大事な点を3つお伝えします。

釣り方コツ①ドラグの調整が大事

ドラグは固すぎるとイカのアタリを弾いてしまい緩すぎるとしっかりフッキングできないため、調節が重要です。

ポイントは、イカメタル仕掛けを海中に投入した後、竿をシャクってもドラグが出ない程度(仕掛けより重いものだとドラグが少し出る)ぐらいに調整しましょう。

イカがHITしてフッキングする際「ジャジャッ」と出る小気味よいドラグ音がたまりません!

釣り方コツ②アクションの中でも「ステイ」が大事

イカメタルのアクションの基本は、

①フワッと竿をシャクる
②数秒ステイ(竿を止める)
③少し巻いて、またフワッと竿をシャクる ・・・

これの繰り返しです。ここで重要なのが②の工程です。

イカが仕掛けを食う(抱いてくる)のは大抵②のステイの時です。

イカがHITするとズンっと重くなるか、もしくは食いあげてフワッと軽くなります

そのタイミングでフッキングしましょう。

釣り方コツ③イカがいる棚(水深)を意識するのが大事

何杯かイカを釣っていると「今日はやけにこの水深でHITするな~」というのが分かってきます。

その水深が分かったら、積極的にその水深付近に仕掛けを垂らしていきましょう。

そこにイカがたくさん集まっています

乗合船なら、釣れた時は周りの人たちに「何mでHITした」というのを共有しましょう。

そしたら周りも教えてくれるので効率的にイカの棚を知ることができます。

こういった理由から、リールは安くても良いので必ず水深メーターがついているものを選びましょう

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紅牙Xはコスパも良い

紅牙の中にも色々なラインナップがあり、価格帯も1万円台~7万円台と幅広いですが、

紅牙Xは1万円台で購入できるエントリーモデルになります。

この価格でタイラバだけでなくイカメタルまで楽しめるのでコスパは非常に良いと感じます。

ぜひ、いい釣りライフの参考にしてください!

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