家庭持ちサラリーマンの趣味に「釣り」がオススメな理由

釣り

皆さんは「趣味」って、持ってますか?

僕は、家庭と趣味をうまく両立できないかと模索する中で「釣り」に行き着きました。

以前は、“週末は家族サービスに時間を費やすばかりで自分だけの時間が持てない”と悩む時期もあったのですが、釣りがそれを解消してくれました。

なぜ釣りが家庭持ちサラリーマンと相性がいいのか?その理由を説明したいと思います。

釣りがアツい時間帯=家族が寝ている時間帯

釣りには1日の中で魚が釣れやすい時間帯があるのですが、代表的なものに夜明けと日没の時間があります。

マヅメ時と言われ、この時間帯は魚のお食事タイムとなり、釣れやすいです。
(日の出は朝マヅメ、日の入は夕マヅメと呼ばれます)

さらに夜も魅力的です。常夜灯の光に集まるアジや 夜行性の魚(カサゴやメバル)を狙うといった楽しみ方ができます。

つまり、夜~早朝の時間帯は釣りにとって都合の良い時間帯となります。

家族が寝ている間に楽しめる趣味ってあまりないですよね。

この点が釣りの最大のメリットであると私は感じています。
(もちろん、夕マヅメは例外です)

今までゴルフとかテニスとか、他の趣味にトライしたことがあったのですが、
日中おこなう趣味の場合、頻度が増えれば増えるほど、子供の世話など含めどうしても奥さんへの負荷がかかってしまいます。

家庭の雰囲気が悪くなってしまったらその趣味を続けるのは難しいですよね。

ということで、私は週末のどちらかは超早寝早起きをして、3時ぐらいから夜明けまで釣りをする、という過ごし方をしています。

じつは奥さんともWin-Winの関係を築ける

釣りは、ただ本人だけが楽しむものだけではありません。

おいしい魚が釣れれば、その日の食卓のおかずが増え、奥さんが喜びます。

魚は釣れたらもちろん楽しいんですが、釣った魚を食べることによって楽しさが2倍になります。

僕は釣りを通じて、自分で釣った魚を自分で捌いて自分で料理する楽しさも知りました。

自分がしたくてやってる料理が、自然と奥さんの家事分担にもつながっているということになるので、そういう意味でもWin-Winですね。

もちろん釣れない日もありますが、そんな時は釣りの帰りに子供の朝飯どこかで買って帰って、朝の支度をしておいてあげるといったWin-Winの仕方もあります笑

自分だけじゃなく家族が喜んでくれるのも釣りの良いところです。

釣りをはじめるベストシーズンはいつ?

魚の釣れやすさは、海水温が大きく影響します。

釣りの対象となる多くの魚は海水温が高くなるほど活性が上がるため釣れやすく、
結論から言うと、6月~12月前半が釣りを始めるタイミングとしてはオススメです。
(※もちろん地域によって差があります。堤防からの釣りを想定しています)

以下は私が住んでいる大阪のざっくり海水温度の推移です。
赤の点線ラインを超えたあたりから魚の活性があがり、釣れやすくなる傾向があります。
さらに言うと、初夏→晩秋になるにつれ魚も成長していき、サイズアップしてくるイメージです。

大阪の海水温推移

1つ知っておいてほしいのは、海水温は気温より遅れて温度が変わることです。

先ほどのざっくり海水温に、ざっくり気温を追加してみました。

海水温と気温の比較

だいたい陸上の気温から1か月ぐらい遅れて海水温が変化しているのがお分かりでしょうか。

例えば12月に入ると、地上ではかなり気温も下がり寒いですが、海の中はまだ暖かく釣りを楽しめます。逆に4月になって少し暖かくなってきたかな、と思っていても海の中はまだまだ寒い、といった具合です。

ベストシーズンにおすすめの釣り方は?

釣りというと、虫エサを使うことに抵抗感を持つ方と多いのではないでしょうか。

そこで今回は、虫エサを使わず簡単に始められる釣り方を3つご紹介します。

初夏~秋にかけてメインで狙っていきたい魚はずばり、アジ・サバ・イワシ+αです。

サビキ釣り

カゴに針が複数付いた仕掛けです。タイミングは「日中、特に朝夕マヅメ」です。

サビキ仕掛け

釣り方は、カゴにエサを入れ海に投入。
たまに竿をシャクってカゴのエサを海中に撒きながら釣ります。
エサはチューブタイプのものが売られているので、補充する際にも手が汚れることもありません。

ポイントは、仕掛けを沈める深さを変えながら、魚がいる棚(海の深さ)をつかむことです。
日によって変わりますが、基本的にはアジは底、サバは表層にいることが多いです。

この方法が一番釣れやすいのではないでしょうか。

ジグサビキ

サビキの先端についていたカゴの代わりに、ジグ(ルアー)が付いた仕掛けです。
こちらもタイミングは「日中、特に朝夕マヅメ」です。

ジグサビキ

釣り方は、仕掛けを遠投した後、ジグが海底に着底するまで待ちます。
着底したら、2~3回シャクりながらリールを巻いて、また着底。これの繰り返しです。

つり針の方にアジやサバがヒットすることはもちろんですが、ジグの方に思わぬ大物がヒットすることもあります。

シャクる動作だけでなく、ジグがゆらゆら揺れながらフォールする様も魚へのアピールになるんですね。

私が初めてジグサビキで釣りをしたとき、幸運なことにジグに50センチのサゴシがヒットしました。初めての大物だったので、この感動は今も忘れられないものです。

初めて釣ったサゴシ

ジギングをこれから始める方に、どんなロッドを選ぶのがベストかは、以下で解説しています。

アジング

軽いおもりの付いた針にワームをつけた仕掛けです。名前通りアジを狙った釣り方です。
タイミングは「夜」になります。

アジング

釣り方は、常夜灯で照らされているポイントにルアーをキャスト。
ゆ~っくり撒きながら、たまにチョンチョンとアクションをつけるだけ。
ルアーを沈める深さを変えながら、いろいろなポイントを探りましょう。

常夜灯の光に集まったプランクトンを求めて、アジも集まってくるのです。

アジングは昼に比べて魚の集まるポイントが絞りやすく、どこが釣れやすそうか探しながら釣りをするという運だけではない要素が増える点も楽しいところです。

ちなみに小型のワームやルアーを使うので、「ライトゲーム」とも呼ばれます。

ベストシーズンじゃないときの釣り方は?

ここまで読まれた方は、

「6月~12月初旬じゃないときは釣りに行かない方がいいの?」

と、思われた方もいるかもしれませんが、海水温が低くても釣れる魚はいます。

それが、ロックフィッシュ(根魚)と呼ばれるメバルとガシラ(カサゴ)です。

メバリング・ガシリング

仕掛けはアジングと全く一緒です。タイミングは夜になります。

メバリング・ガシリング

メバルとガシラの釣り方の違いは、ルアーを通す棚(海の深さ)にあります。

メバルは中層を漂いながら上を通過する獲物を狙っている傾向があるので、表層から徐々に下の棚に下げながら狙っていくイメージになります。

対してガシラはボトム(海底)にいるので、ルアーもボトムをキープしたまま引いてくるイメージです。

12月後半、4月、5月あたりの時期でおすすめの釣り方になります。

ちなみに、アジング・メバリング・ガシリングは同じロッド・ライン・リールで対応できます
1セットあれば年中楽しめますね。

堤防での釣りの場合、海水温が低くなりすぎる1月~3月は釣り自体をおすすめしません。とても寒いだけでなく、せっかく釣りを始めたのに全く釣れないんじゃ面白くないですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回の記事をまとめると

  • 釣りはサラリーマンにとって、家族がいても共存しやすい趣味
  • 釣りのベストシーズンは初夏~晩秋
  • シーズンに合わせた釣り方が大事

といった感じです。

ちなみに、ゼロから釣りを始めたい方には、まずはサビキ釣りがオススメです。

簡単に釣れるだけでなく、釣りに必要な道具全てセットでもリーズナブルに揃えられるからです。

今後ルアー釣りを中心に考えている方にもセカンドロッドとして持っておくと必ず役に立ちます

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